自閉症について
診断マーカーの解析
2021.03.31
自閉スペクトラム症(ASD)はコミュニケーションの障害、対人関係や社会性の障害、こだわりや興味の偏り・繰り返し行動などが特徴と言われています。2020年には米国で54人に1人の子供がASDと報告があるほど年々増加傾向にある発達障害の一つである(CDC調べ)。
治療法や、定量的な診断方法も確立していないのが現状である。治療法がないため、早期療育のためにも、早期発見が求められ、新規の定量的なバイオマーカーが求められている。
当研究室では、ヒト検体から分離したエクソソームを元に、ASDのバイオマーカーの確立を目指している。